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活動/実績

  • 2014/10/11

    <はじめに>   国家を考える上で、<善いリーダーとはどのような人物であるか>について探ってみたい。なぜなら、善い人間は善い組織を作り、善い組織は善い国家につながるからである。もし、今わたしたちが所属している会社や組織のリーダーがリーダーに相応しくないと思ったら、実力をつけて取って代わるのも手である。そして、今人を動かすようなリーダー職に就いている人には、ぜひそれ相応の実力を持ち、そ...
  • 2014/10/11

    藤原良太

    はじめに   近年、占星術は娯楽的な大衆文化の一種として認知されているが、これは占星学において非常に大きな問題であると言わざるを得ない。古代より受け継がれてきた伝統的叡智が軽視され、それが大衆的に占星術へ不信感を与えている。これは由々しき問題であり、今こそ占星術の学術性を正しく問う必要がある。そこで今回の国家論というテーマを踏まえ、星と国家と人間が共に歩んできた世界史を解き放ち、占星...
  • 2014/10/11

    キーワード : 日本国憲法、教育基本法、公立学校、宗教的情操教育   1 問題の所在と本稿の概要   国家における宗教教育を論ずる場合、2つの課題がある。1つ目は、宗教教育とは何か、具体的にどう捉えるかという点である。2つ目は、国家におけると限定条件が付くことは、すなわち、法律的な観点からどう捉えるかという点である。1つ目の課題の宗教教育については、通常3つに分類される...
  • 2013/10/14

    ソフト・パワーとは、ハーバード大学ケネディースクール教授、ジョセフ・S・ナイが提唱した概念で、軍事力に代表される、強制力を伴うハード・パワーの対義語であり、国境を越え個々人の思想や価値観に影響を与えうる潜在的能力である。 古くは、古代ローマ帝国にも見られるこの概念は、その源泉たる文化、政治的価値観、外交政策という三つの要素で構成されている。 2001年9月11日のアメリカ中...
  • 2013/10/14

    1.はじめに   宗教教育については、通常、次の3つに分類されて検討されている。すなわち、宗派教育、宗教知識教育、そして宗教的情操教育の3つである。1つ目の宗派教育は、特定の宗派・宗教のための教育で、私立学校では可能であるが、公立学校では禁止されているため、本稿では対象外とする。2つ目の宗教知識教育は、宗教に関する客観的な事項についての教育であるため公立学校でも...
  • 2013/08/09

    序章   ※京都大学大学院文学研究科に博士論文として提出した「ティリッヒの芸術神学」の改題「芸術とは何か」(芸術神学序説)に続いて、芸術についてより具体的に、私的に論述しようとするのが本論の趣旨である。   芸術については各芸術家が、自身の創作活動の援護射撃として、あるいはその解釈として、それぞれ多彩な芸術論を展開している。それらを整理統合し、芸術に関する共通の見解や解...
  • 2013/08/09

    日本でもニーチェに関する研究や論考が盛んだが、ニーチェが正確に読み込まれているとは思われない。ニーチェは誤解されている、と主張する『ニーチェの警鐘』(講談社新書)の著者適菜収もまたニーチェを誤解しているのではないか。第一、父親が牧師で、最初は神学を学んだニーチェの痙攣的反発の書『アンチ・クリスト』に対し、少なくともここに書かれた内容に対し、体質的共感を得るには、かなりどっぷりとキリスト教に浸りきっ...
  • 2013/08/09

    『豊饒の海』とは、三島由紀夫の遺作である。三島は最終巻『天人五衰』を書き終えた後、自衛隊に乗り込み、自決した。私の長らくの疑問はなぜ三島が壮絶な割腹自殺を遂げたのかということだった。『豊饒の海』はモチーフとして、唯識の教説を取り入れている。唯識とは、瑜加行派と呼ばれる宗派の教説で、「眼識」・「耳識」・「鼻識」・「舌識」・「身識」・「意識」・「末那識」・「阿頼耶識」の八識説を唱え、この世のあらゆるも...
  • 2013/08/09

    鈴木 雄太

    私たちは日々死について様々な形で見聞きするが、大半の場合それは聞き流されるにとどまる。死はどこまでいっても「他人の死」に過ぎず、まだ当分は自分の番ではないだろうとこころのどこかで考えている私たちはしかし、死の事実から目をそむけているだけなのではないか。こうした死から目をそむけて日常の中に埋没した生き方をハイデッガーは「非本来的」と呼んだ。私の友人の死はあくまで私の友人の死であり、どこまでいっても私...
  • 2013/08/09

    二人の年齢を足すと145歳になる私達夫婦は、今、日本海を見下ろす丘の上の鉄骨の建物の中で、避難生活を送っています。ここへ来る前の私達の住いは、小鳥の声と多くの花々に囲まれた、緑豊かなフクシマの里山にありました。直ぐ傍を流れる渓流には、岩魚が住み、ホタルが飛び交い、静かで優しい人々の、善良でつつましい日常が、平和な時を刻んでいました。それが、あの1911年3月11日の未曾有の大災害に翻弄されてしまっ...
  • 2013/08/09

    「死後の世界」を語ることは、戦後の学校教育では宗教教育と共に「触れてはいけないもの」として忌避されて来た。しかし、いじめや自殺が話題となる今日においてこそ、語られるべきテーマではないのか、というのが本発表の趣旨である。 「死後の世界」については、人は死んだ後も肉体は朽ちるが魂は残っているとする霊魂不滅説と、魂を問題とするのではなく、現生の生き方・あり方が死後何らかの形で影響を及ぼすという機能説に...
  • 2013/01/13

    はじめに -仏陀が見出した境涯-   祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 沙羅双樹の花の色盛者必衰の理をあらはす、 おごれる人も久しからずただ春の夜の夢のごとし。 たけき者もつひには滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ。 栄枯盛衰を表すこの一節は、かの有名な『平家物語』の序文である。 人の世の儚さは、いつの時代も変わらない。 かつて、覚者ゴータマ・シッダッタ(1)が語っ...
  • 2013/01/13

    I、はじめに   日本史上、聖徳太子(廐戸皇子)ほど褒め称えられている人物はいない。いわく、生まれてすぐに言葉を発した、10人の訴訟を同時に聞いて裁いた、予知能力があったなど、超人的なエピソードは枚挙に暇がない。ただ、筆者は伝承通りの「聖徳太子」という超人がいたとは思わない。むしろ多くの伝承による太子伝は誇張、脚色されたものと考える。しかし、「廐戸皇子」という聡明な皇子は存在していた...
  • 2013/01/13

    はじめに   映画『ガタカ(GATTACA)』(1)は、遺伝子操作によって生まれながらに優れた知能や体力を持った「適合者」と、「欠陥」のある遺伝子を持ちうる自然出産で産まれた「不適合者」との間で社会的差別がある世界を描いている。 自然出産によって産まれた主人公ヴィンセントは幼い頃より宇宙飛行士になる夢を描いていた。しかし「適合者」しか資格が与えられない宇宙飛行士は、「不適合者」の彼...
  • 2012/09/01

    はじめに   日米同盟の本来の意義は、戦後の日本が再び軍国主義に走るのを防ぐために、米国が日本を守り、日本に再軍備の口実を与えないというものであった。しかし、冷戦の激化に伴い、在日米軍と自衛隊は共産主義勢力に対する防波堤としての意義を持つようになった。その後も東アジアでは、中国とアジア諸国の紛争や、韓国と北朝鮮の軍事的緊張など、不安定な政治状況が続くこととなった。冷戦の終結後も、「東...
  • 2012/09/01

    同志社大学 鈴木雄太

    私は安全保障条約の可否について、海上権力の観点から現状における自衛隊の防衛力と日米関係を理解すれば、日本は日米安全保障条約を破棄して自国のみで安全保障対策を取るべきではないと考える。海上権力という聞きなれない概念については後ほど説明するが、何をおいても最初に確認しなければならないことがある。それは現状における自衛隊の防衛力の実態である。   一言に安保を破棄して自国のみで防衛すると言...
  • 2012/09/01

    同志社大学理工学部 稗田晃大

    はじめに   昨年、安全保障条約が締結されてから50年が経ち、日米両国は、日米安全保障協議委員会(通称「2プラス2」、日米外相・防衛相の会議)による「共同声明」を発表した。その声明では、「日米同盟が引き続き21世紀の諸問題に有効に対応するよう万全を期して取り組む決意である」、「さらにゆるぎない日米同盟を築き、21世紀の変化する環境に相応しいものとすることを改めて決意する」と同盟を「深...
  • 2012/09/01

    同志社大学法学部 田上慧

    問題提起   私は「日本は日米安全保障条約を改正して自国のみで安全保障対策を取るべきである」という論題に対して賛成の立場をとり立論を行います。私は安全保障問題について近代における主権国家のとるべき態度の面から立論を行います。国家が生存できなければ人件も福祉もありません。しかし、外部から与えられる暴力に対して暴力で抗してしまえばそれはとても文明国とは言えません。文明国が行使する暴力のこ...
  • 2012/09/01

    同志社大学 水谷忠央

    国防というのは、外敵の侵略に対して国家を防衛することである。また、その国家を防 衛するにはその防衛機関である軍隊や日本でいうところの自衛隊のようなものが必要であ り、このことは古代国家以来共通していることである。そのため、今日の国防について考 えるには、常に近隣諸国の脅威にさらされていた古代国家の歴史や軍事史の教訓を参考に することは重要であり、その教訓を無視して失敗した例も数多く存在する。そこで...
  • 2012/09/01

    はじめに   現在、我が国を取り巻く環境はますます複雑になっている。記憶に新しい尖閣諸島の領海侵犯の際、巷には「国防」に対する様々な意見が飛び交った。また、憲法9条そのものに対しての見直しの声も上がっており、軍隊を持つべきであるとか、核兵器を持つべきといった意見も出ており、十人十色の国防論が表れている。その一方で、政治に全く関心のない人やあまりに短絡的な感情論、保身のみを考えた主張も...